元自衛官の登山日記

自衛官だった経験を生かして、キャンプとか登山をするための知識をまとめたブログです。

登山初心者が雲ノ平にいってきた その11 全般的な感想

今までの総括のような感想と計画段階の構想についてのお話です

私のような登山初心者の方には役立つかもしれないですが

登り慣れてる人からすると笑える話になるかもしれないですw

 

有峰林道の真ん中をちょっと超えた先にある有峰ダム展望台

 

 

 

 

歩いたルート

 

1日目 折立~雲ノ平

2日目 雲ノ平~祖父岳~高天原温泉~高天原峠~雲ノ平

3日目 雲ノ平~折立

 

総距離45km 獲得標高は3500mくらいでした。

 

折立~太郎平小屋までのお話

 

初期構想

 

 

太郎坂が地図だと急登とかいてあるが

ネットだと情報があまり載っていない地域

 

地元の低山で2時間で標高800m上がる山に登ってるから

登り5時間で標高1000mだから、そこまで大したことないのでは?

というのが私の考えでした。

 

感想

 

18kgの荷物を背負ってたっていうのが一番ネックだったんですが

ここで、体力を結構、奪われるくらいにきつかった

 

登山道自体は、整備されているのですが

大きい岩が結構ゴロゴロしているので、慣れていないと登りづらいです。

 

 

登りは、朝早く出発し、よく見えなかったんで、勢いで登れましたが

傾斜が緩くなった石道付近で、一気に疲れがきて、多めの休憩をしました

 

体力に自信がない人は、太郎平小屋か、近くのテント場で1泊したほうがいいです

 

 

太郎平小屋~薬師沢小屋

 

 

 

初期構想

 

太郎平小屋で1泊すると日程的にもったいないから

薬師沢小屋キャンプ場って単語がネットで引っかかるから、ここでテント泊しよう

って感じだったんですが、電話確認したらキャンプ場がないことが発覚

こうなったら、雲ノ平まできついけど歩くしかないねええええって決まったのが

電話終わった後のお話

 

感想

 

太郎小屋から薬師沢小屋までの傾斜は、小屋付近が少し登りになってるだけで、他は結構緩い、太郎坂で疲れてた私でも、走り気味で下れました

 

途中で、いくつか休憩ポイントがあって、そのたびに、休憩をしながら歩いてました

 

全行程の中で、登りも下りもここが一番楽でした

 

薬師沢小屋~雲ノ平

 

 

感想

 

ここで、荷物をもっと軽くしとけばよかったと

ただ、後悔をしたポイントでしたね

 

人の通りが少ないので、バテる前に休憩をして

ちょこちょこ登りました、CTの倍くらいかかりました

 

ここもキツい

 

雲ノ平山荘!

 

雲ノ平山荘~キャンプ地

 

感想

 

地図だと往復1時間と遠いと感じましたが

今までの行程が行程なので

そこまで長く感じませんでしたが

写真で見るとめっちゃ遠いですw

 

岩場の間に大きな隙間がいくつかあり「え、今からジャンプして超えないといけないの?」って感じになる場面もチラホラ

 

祖父岳から見た山小屋とキャンプ地の距離感

 

平地かと思ったら、結構、傾斜がありますw

 

雲ノ平~祖父岳

 

初期構想

 

キャンプ地についてからの話し合いだったんですが

完全にバテてて、2日目は、私は、休息日にして、その辺散歩をしている

と話し合いが終わりましたw

 

多分、飛び出てるのが祖父岳



感想

 

3時か3時半くらいに出発して、13時くらいには小屋について、14時前にはテントを張ることができました

 

初日は死んでましたが、たくさん食べて、たくさん寝たせいか疲れが回復しました

 

次の日の出発も3時か4時でした。

 

祖父岳でご来光見れるかなと思ったら、先に上がってました

 

頂上から見えた槍ヶ岳

 

祖父岳~高天原温泉

 

 

感想

 

2800mから一気に下って、2100m付近の平野

ここも、雲ノ平の平野に負けず、キレイな場所でした

 

 

 

晴天過ぎて、私のスマホのカメラの画素数の限界超えましたw

 

温泉は、コバルトブルーでめっちゃキレイでした

入ってる人がいたので、ここでは乗せれないのですが

日本で一番遠い温泉は、昨日の疲れが飛ぶくらい、よかったですw

 

高天原峠も、急登ですが

私たちは、雲ノ平でデポをしてたので、装備が身軽だった為

あんまり苦と感じませんでした

 

90℃くらいの直角な感じのはしごを3回くらい登った記憶があります

 

 

全体を通しての感想

 

荷物が全般的に重すぎました

18kgという重さでチャレンジをする行程じゃなかったですw

危険な箇所はないので、歩ける体力と日程だけ取れたら、チャレンジすることのできる場所だと思います

 

ただ、景色を楽しみたいって思うのであれば、余裕のある重量と行程を組みたいところです